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日本の薫り文化

香道をご存じでしょうか?

薫物(たきもの)合わせは昔から

日本には香りの薬理作用を求める「アロマテラピー」がわりに最近、ヨーロッパから入ってきましたが、それ以前に、香りの芸術性を楽しむ「香道」「薫物合わせ」は昔から行われて参りました。

お漬物の事を「香の物」というのは、「薫物合わせ」の合間にはなをリフレッシュさせる為に食べられたものだからです。その「薫物合わせ」を庶民が簡便に楽しめるように結晶したのが、「お線香」と言えるかもしれません。今は、「香りを楽しむためのお線香」がアメリカにも輸出されているようです。巷の店でもそういうインセンスが売られているのを見かけるお方も多いと思います。

私としては、昔からの「杉線香」も捨てがたいと思います。機会があったら、ぜひ買い求められてみてください。