ローマ時代の「ひまわり」
今、私たちが「ひまわり」として認識している花は、北アメリカ原産のものになります。
ローマ時代の人に、例えばガイウス・ユリウス・カエサル氏などに今の「ひまわり」を見せた場合、「何それ?」と言うことでしょう。
当時「太陽の花」として認識されていたのは、「ヘリオトロープ」になります。
こちらは紫色で、芳香を放つ花になります。今でも、香料として親しまれている薫りです。
ローマの貴族たちが、宴会を盛り上げる為に盛んに使いました。
薫りの主成分は「ヘリオトロピン」と呼ばれて、化学的に分離されています。
興味を持たれたお方は、薫りの探索などされてみては如何でしょうか。