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私の薫りの原点

晩秋のカラタチの薫り

寂しく懐かしい記憶の薫り

私は幼いころから病弱で、友達と遊ぶことがあまりありませんでした。晩秋になると、学校の片隅に植えてあったカラタチの木の実を落として微かな薫りを楽しむのが毎年の楽しみでした。その薫りをいつも身近に置いておきたい、という思いから、アロマテラピーを学んでカラタチ精油の販売元を探し(結局ない事が分かりました。)、香料業界のことも少しばかり勉強し、溶媒を発明して特許も採りました。すべての原点は、幼い頃のカラタチの薫りから始まっております。その長い思いが、もうすぐ実現するかもしれません。